2005年10月05日

乳がん記 E 〜術前化学療法〜

検診を受けて1ヶ月半、告知されて1ヶ月ほどして治療が始まりました。
サイクルは4週で1クール。
1週目ハーセプチンのみ、2〜4週目はハーセプチン+タキソール。
すなわちハーセプチンは毎週で、タキソールは1回休みの週がありということです。
それぞれの薬の初投与のときは入院にて行うのが病院の規則でした。

3月2〜7日(2泊3日)入院
ハーセプチン初投与 224r
(1回目のみ通常の2倍量、体重により算出)
目立った副作用なし

3月12〜14日(2泊3日)入院
ハーセプチン2回目投与 112r(以後この量)
タキソール初投与 90r
(1回目のみ少なめ、体表面積により算出)
目立った副作用なし

3月21〜22日(1泊2日)入院
ハーセプチン3回目投与 112r
タキソール2回目投与 105r
目立った副作用なし

以後毎週外来にて行いました。
外来でのだいたいの流れは

朝 8:00 採血順番受付 → 8:30 採血
  9:00 主治医診察(長くて5分くらい)
 10:00 点滴室移動
 10:30〜11:00 点滴開始
         吐き気止め飲み薬 レスタミン5錠
         ハーセプチン(1.5時間)→吐き気止め(10分)
           →アレルギー止め(30分)→タキソール(1時間)
 ハーセプチンのみの日 13:00頃終了
 両方投与の日     14:30頃終了

幸い白血球も3000をきることはなく、毎週休まず受けることが出来ました。
また入院&通院中はいろんな方と知り合え、、病気のことも忘れるくらい楽しく過ごせたのもラッキーでした。

副作用に関しては

*毛
 1ヶ月過ぎ 髪脱毛開始 → 3ヶ月始め ほぼ全部抜ける
 4ヶ月頃 髪以外の脱毛 → 5ヵ月頃 最後に睫毛がほとんど抜ける
*痺れ 3ヶ月頃〜 足裏がジンジンする
*浮腫み 3ヶ月頃〜 特に感じたのは手足の指、顔
*味覚障害 5ヵ月〜 醤油や塩の味がわからない
           甘味、酸味はマシ
*発熱   初投与3日後に38度の発熱→翌日には下がる
        3ヶ月目頃     同上
        6ヶ月目      同上

主なものこんなところでしょうか。
軽かったと思います。

効果についてはー。

1クール目には腫瘍の縮小が自分でも分かりました。
4月19日・超音波 & 5月24日・CTにて確認 (触診随時)
順調に腫瘍は小さくなってるようでした。
4クール目が終了する直前
「もう少し効果が見られるかもしれないので6クールまで延長してみる?」
と主治医から提示されました。
外国の治験では腫瘍がなくなる人もいたということですが、私の場合
「シコリがなくなるのは難しいかもしれないが…」
とのことでしたが。
まぁ効いてくれているのは間違いなのだからと即お願いしました。
そして5クール終わり超音波で確認したところ、ここ1ヶ月程サイズが変わっていないことが判明。
主治医曰く「そろそろ」とのこと…手術の日程を決めました。
最終的には手術直前の6クール3週目まで行いましたが、効果のほどは2.5cmのしこりが隣り合って2つありましたが(主治医は5pとまとめていいますが…)、1つのしこりは1cmほどに、もう一つの方はしこりとしてはなくなったような状態で超音波でみるとパラパラと数箇所に微細なものが残っている感じになっていました。

術前期間中、薬の奏効率や手術の時期など思い悩むことも多かったですが、自分なりに知識を蓄えられたのはいい時間だったと思います。

そしてもう一つ突然「温存」という降って沸いたような悩みが…。
温存の場合局所再発の場合がある、遠隔転移については全摘も温存もほぼ変わらない…Her2強陽性というお荷物がある私はなかなか決められませんでした…。

告知から半年、手術がやっと目前になりました。

Fにつづく
posted by パト(PATO) at 20:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がん記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パトさん、こんにちは。

詳しい記述ありがとう。
とても参考になります。
うちは触診があんまりないんです。「さわって〜」
ともいえず、「どう?胸の感じ。」といわれることが大半。今の時点でマーカーが多い時の1/4くらいに下がっててさすがに柔らかくなったんだけど。今度こそ「さわって〜」言おうかな?これってセクハラ?
Posted by ぶげまま at 2005年10月06日 09:18
* ぶげままさんへ

こんばんは*
少しでも参考にしてもらえてうれしいです。
術前は「手術に向かってまっしぐら!」だったから、余計なこと(予後など)をあまり考えなかったな〜だから言葉はおかしいけどイイ時期だった気がするわ。
早くから知識や知り合いが出来るのは病気を乗り越えるのにかなり有利だし。
ぶげままさんはその辺バッチリだよね!

主治医には触ってほしいよね〜今も思うよ、私 フフッ。

Posted by パト at 2005年10月06日 19:36
手術までの長い日々・・・心が痛みます。
選択肢があるというのは、ありがたいことだけれども、とてもとても悩みますよね。
だって結局「確率論」なんだもん〜〜〜〜〜(TT)
Posted by easy at 2005年10月07日 13:28
* easyさんへ

心身共に強さを問われる期間で、長かったけど充実してました。
病気って選択肢があることが武器になるんですよね〜。
でも自分の予後については転移するかしないかの0%か100%のどちらかしかないわけで…精神の鍛錬が必要ですね〜。
Posted by パト at 2005年10月07日 17:14
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