2005年11月07日

魅せられて

ガン患者となってあらゆる医療機器にのせられて、まるでビップ待遇。
最初はおっかなびっくりだったけど…今は「些細なことに楽しみを」精神で未体験ゾ〜ンを満喫するようにしています、不謹慎でしょうか…。

MRI、CTは造影剤やアノ爆音(ゴン、ゴン、ゴン…)など多少難はありますが、機械に乗せられ自動でロケットに入るような様は遊園地に通じるものがある気がする?!

骨シンチに至っては「スタートレック」の世界。
人造人間のごとく鉄の注射器を打たれ、なんだか強靭な肉体を持っているような錯覚に…。
機器にのせられ目を開けるとモニターが。
病院によっては自分の骨が写るところもあるようですが、私のところは環境ビデオ。
総天然色ばりの川の流れと草原が − 。
「極楽か?」と間違わんばかりの映像は、ガン患者の多いこの場所ではかなりのブラックかと…。
まぁ よかれと思ってのことでしょう。。。合掌

放射線はミニプラネタリウム
寝ている私が太陽でその周りを天体(放射線が出ているところ)が回っているみたいで。

どこれこれも大きい重厚な機器が自動で上がる、下がる、回る、伸びる。。。

莫大な購入額のため、大学病院の勤務医である我が主治医が激務の割りに薄給であると嘆くのも致し方ないのかも…ガンバレ、Mブ〜。
posted by パト(PATO) at 17:49| Comment(18) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする